「インドの仮想通貨全面禁止は誇張表現」財務相が発言

また一つ、「仮想通貨禁止令」がFUD(恐れ(fear)、不確実(uncertainty)、疑い(doubt))であることが判明した。

CNBCのインタビューで6日、インドのニルマラ・シタラマン財務相は、仮想通貨を全面禁止するという報道は誇張されていると述べた。仮想通貨の規制については現在進めているものの、最終的にはより柔軟なものになるとしている。

シタラマン氏は「準備銀行(中央銀行)は非公式の通貨や仮想通貨がどのように計画され、規制されるべきかについて話し合わなければならない」と交渉が進められていることを明らかにした。その上で「仮想通貨の世界で行われるすべの行為について利用が可能かどうかの窓があるかを確認したい」と強調した。

インドの仮想通貨規制を巡っては、政府が全面禁止とする姿勢をとるなどの報道がされてきている。しかしシタラマン財務相はこうした厳しい規制にはならないと発言。政府は内情を観察し「非常に調整された」スタンスをとっているとした。

「世界はテクノロジーによって急速に動いている。我々がこれを無視することはできない。私は次のことは言える。我々は考えを閉ざしているのではなく、デジタル世界特に仮想通貨などで何が起きるのかをしっかりと注視している」

“The world is moving fast with technology. We can’t pretend that we don’t want it. […] I can only give you this clue: that we are not closing our minds, we are certainly looking at ways in which experimentations can happen in the digital world, in cryptocurrency and so on.”

The comments from Sitharaman is no doubt a source of relief for crypto businesses, users, and hodlers in the world’s second most populous country. Earlier this month, a report from Bloomberg citing a senior Indian financial minister said that the country would be banning all cryptocurrencies.

The hypothetical ban drew widespread criticism from across the crypto community, with some likening it to an attempt to ban the Internet. Some companies found the reports to be hot air, however, and continued on with developments apace.